赤ちゃんの鼻吸い器を4種類使った私がレビュー メルシーポットの実力

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最近赤ちゃん鼻水が出て苦しそう。
鼻吸い器って使った方がいいのかな。
いろいろ種類があってよく分からない、、、

私は4人の子どもを育てながら、4種類の鼻吸い器を実際に使ってきました。
この記事では実際の体験談とレビュお伝えします。

赤ちゃんに鼻吸い器は必用?中耳炎と鼻吸い器(体験談)

(Instagramでは66名のママにアンケートの回答をいただきました)

第一子と1軒目の耳鼻科

私は現在11歳~2歳の4人の子どもを産み育てていますが、上の子たちの小さいころは鼻吸い器が必用だという認識がありませんでした。
第一子が中耳炎になって受診した耳鼻科では、毎回甘いシロップのお薬を出されるだけで、大きくなったら治るからという感じ。毎回同じお薬が出されるだけの対応に少し違和感を感じていました。

第二子と2件目の耳鼻科

そのため、第二子が中耳炎になったときは別の耳鼻科を受診しました。
そしたらそこでは、いきなり嫌がる子供を押さえつけて鼓膜切開をしたんです。私が「終わったらシールがもらえるからね、頑張ろうね」と励ますと、「うん!どんなシールかな?何枚もらえるかな?」と言って、シールを楽しみにしていた長男でしたが、切開の痛みに耐えられず「やめて~!もうシールはいらないから!」って泣き叫んだんです。
すごくかわいそうで、こんな切開なんて本当にする必要あったのか、なぜこんな病院に連れてきてしまったのかと激しく後悔しました。


経過をまた診せに来るよう言われていましたが、本人はすごく怖がっていて、耳を触られるだけで怯えるようになっていたので、また別の耳鼻科で経過を見てもらうことにしました。

私はそれからいろいろ調べ、中耳炎で膿が溜まったとしても、切開しなくても治るという文献を見つけました。3軒目の耳鼻科で経緯を話し、切開しない治療をしてほしいと話すと、「いまどき切開しなくても治るよ、大丈夫だよ」と言ってもらえ、経過もきちんと診てもらえました。優しい先生で、長男が再び耳を診せられるようにもなりました。
それ以降長男は中耳炎にならず元気に成長しています。

第四子と3軒目の耳鼻科

第三子は中耳炎になったことなく、第四子がまた中耳炎になりやすい子でした。
以来ずっとその3軒目の耳鼻科にお世話になっています。
医師からは、中耳炎になりやすい子は鼻水が出始めたら1日10回でも20回でも鼻吸い器で吸ってあげなんよ、と言われています。
先生に言われた通り、鼻吸い器を買って使っているのですが、家庭用の鼻吸い器、なかなか良いものに出会えずいろいろと迷走しました。

鼻吸い器の種類とメリット・デメリット

耳鼻科の先生に中耳炎になりやすい子は鼻吸い器で1日10回でも20回でも吸ってあげんなんと教わってから、第四子(三男)に使ってきた鼻吸い器は全部で4種類。いろいろ使ってきた実際の体験をレビューします。

手動タイプ・口吸引タイプ

(写真は使用イメージです)

ポンプ式で手動で吸い取るタイプと、口で吸うタイプがあります。私は最初に電動ハンディータイプを注文したのですが、なかなか届かないのでその間これを買って使っていました。口吸引タイプと言っても、昔のように直接鼻を口で吸うのではなく、チューブを鼻に入れ、反対側を大人が口で吸います。直接鼻水が口に入らないよう工夫されているものの、呼吸を使って吸う必要があります。

メリット・電池や電源不要なのでお金がかからない
・軽くて携帯用に便利
・外出先でもどこでも使える
・丸洗いできる
・安価
デメリット・吸うのがちょっとめんどくさい
・粘っこい鼻水がすっきり吸えない
・粘っこいのを吸い取るには、今の3倍の肺活量が必要
(息継ぎしている間に粘っこいのが奥に戻っていく)
価格帯700円~1200円くらい

電動ハンディー充電式

(写真は使用イメージです)

電動なのにコンパクトタイプです。電池交換が面倒なので、どうしても充電式が良くてAmazonで探して購入しました。

メリット・コンパクトで携帯できる
・洗うパーツが少ない
(小さなカップとノズルだけ)
・電池交換不要でUSBから充電できる
デメリット・海外製で、Amazonから届くのに約2か月かかった
・吸い取った鼻水が逆流して本体の隙間に入ってしまった
(カップが小さく、角度によって逆流しやすい)
・分解しても掃除できなかった。
・本体をダイレクトに鼻に接触させるので、
 振動が赤ちゃんの頭に響く
・吸引力が弱い
価格帯3800円~5000円くらい

電動ハンディー電池式(Combi)

(3台目に使ったのがこれ)

電動なのにコンパクトタイプです。充電式の海外製で失敗したので、今度は電池式を選びました。Combiブランドなので今度こそ大丈夫だろうと思って決めました。

メリット・Combiブランドだから安心
・Amazonプライム便で翌日届く
・コンパクトで携帯できる
・洗うパーツが少ない
(小さなカップとノズルだけ)
デメリット・角度が難しい
・吸引力が電池のパワーに左右される
・本体をダイレクトに鼻に接触させるので、
 振動が赤ちゃんの頭に響く
・鼻の奥まで突っ込まないと粘っこい鼻水が取れないため、
 子どもが嫌がる、痛がる
価格帯5500円前後

電動据え置きタイプ(メルシーポット)

(4台目に使ったのがこれ)

電動ハンディータイプの鼻吸い器を嫌がり、追いかけて押さえつけて鼻吸いをするようになっていたので、解決策を探していたところ、据え置きタイプのメルシーっポットの評判が良いことを知りました。
据え置きタイプは大きくて置く場所取るし、高いし、買うの嫌だなと思い避けてきたのですが、やはり三男の鼻水をすっきり取ってあげたいという思いから、購入を決めました。

メリット・強い吸引力に感激!
・チューブを鼻の奥まで入れなくても
 奥の鼻水を十分吸い取れる吸引力!
・奥まで入れないので子どもが痛がらない
・2歳の子どもがチューブを自分で持って吸引できる!
・本体から長く伸びたチューブの先を鼻に入れるため、
 本体との距離が遠く振動が子どもの頭に直接響かない
・コンセント式で、充電も電池交換も不要!
・「べびちゃんクリップ」というクリップを使うことで、
 奥の粘っこい鼻水を一気に吸い取ることができる
デメリット・大きくて場所をとる
(と言っても旧式よりコンパクトになった新モデルです)
・重くて携帯には不向き
・コンセント式のため使う場所を選ぶ
・ハイパワーの分、騒音は一番大きい
・けっこう高額 
価格帯11000円~13000円くらい

中耳炎の三男に4種類の鼻吸い器を使った私がお勧めする鼻吸い器

4つのタイプの鼻吸い器を使って気づいたこと

私は据え置きタイプのメルシーポットを買って、その吸引力に感激しました。
これを使って初めて、これまでハンディータイプの鼻吸いを嫌がっていた原因がわかりました。

考察・鼻吸い器を嫌がる理由①

ハンディータイプでは吸引力が弱いために、チューブを鼻の奥まで入れないと奥の粘っこい鼻水が取れません。鼻の奥まで入れられるのを痛がっていました。
私も自分でやってみましたが、痛いです。

考察・鼻吸い器を嫌がる理由②

ハンディータイプは本体をダイレクトに鼻に入れるので、振動や騒音が直接頭に響きます。それがうるさかったり怖いと感じたりする原因だと思います。
私も自分で試したところ、音はそんなにうるさくないものの、振動は感じました。

考察・据え置きタイプを嫌がらない理由

据え置きタイプならその両方が解消されます。
・吸引力があるため鼻の奥まで入れなくてもよい(痛くない)
・本体から伸びたチューブを鼻に入れるため、騒音からの距離がある(振動が伝わらない)

こちらも私自身で試してみたのですが、騒音は大きいけれど、振動は一切感じませんでした。
ハンディータイプと両方比較すると明らかです。

私がお勧めするのは断然据え置きタイプのメルシーポットです。
(いや、メルシーポットじゃなくても他の据え置きタイプでもいいかもしれませんが、使ってないのでわかりません。)
も~ほんとに最初から据え置きタイプを買えばよかったです!


いろいろ買って無駄にしましたが、これから子育てされる方、鼻吸い器の購入を検討されてる方の参考になればと思います。

メルシーポットの種類

現在は旧型よりもよりコンパクトになった新型が発売されています。
夜暗いところで光るデザインになって、さらにかわいらしくなりました。

メルシーポットは医療機器になるので中古販売は禁止のようです。

まとめ

中耳炎になったらお薬、、、中耳炎になったら切開、、、
その前にできることがあります。

鼻吸い器でねばっこい鼻水を吸い取ってあげることで、赤ちゃんはお鼻すっきり、おっぱいも飲みやすくなり、ご機嫌よく過ごせるだけでなく、中耳炎の予防にもつながります。
中耳炎になりやすいお子さん、粘っこい鼻水が出やすいお子さん、くしゃみをすると忍たま乱太郎のしんべいみたいにびよ~んと鼻水が出るお子さん、一家に一台あるととても便利です。お医者さんと相談して使ってくださいね。

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