鉄フライパンのお手入れ方法|紙やすりで磨いてピカピカに

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キッチンの道具が大好きで、眺めるのも好き、触るのも好き、使うのも大好きです。
雑貨屋さんには飽きるほど通いました。
ネットショッピングも大好きです。
主婦歴はかれこれ14年くらいになります。
そんな私がテフロン加工フライパンを卒業して、鉄フライパンを使い始めたのは数年前。
数年間使ってきた鉄フライパンは劣化が気になるようになってきました。買い替えも検討していますが、まずはピカピカに磨いて初期化できるのかどうかやってみたいと思います。

私の愛用中の28㎝フライパン(炒め鍋)はこちら↓

フライパンの持ち手が木製で、鉄は薄め、大きなサイズ、全てを気に入って買いました♡しかし、数年間ずぼらな使い方をしてきた結果、劣化が気になるようになってきました。

鉄フライパンのお手入れ方法

鉄フライパンのお手入れ方法は

  1. 使い始めのお手入れ
  2. 普段のお手入れ
  3. 汚れが溜まってきたときのお手入れ

によって方法が異なります。
今回は汚れが溜まってきたときのお手入れ方法について解説していきますが、その前提として、普段どのようなお手入れをしてきたかも合わせてお伝えします。

普段のお手入れ方法

鉄フライパンの普段のお手入れは、洗剤は付けずお湯だけで洗う派、洗剤も使って綺麗に洗う派に分かれますが、私は軽い汚れならお湯だけ、匂いのある食材を扱ったときは洗剤もつけるなど、その時々で変えていました。使い始めの2年くらいはこびりつくことも多く、亀の子タワシや鉄磨き用のザラザラの固いタワシを使うことも多かったのですが、ここ4年は特にこびりつくことはなく、普通のスポンジだけでツルッと洗っていました。洗剤を使ったからといってくっつきやすくなることもこれまでありませんでした。使用する際にしっかりとフライパンを温めて油を引けば大丈夫です。

洗浄後は最近では軽く水分を切ってフックに引っ掛けて吊るすだけです。
以前はガス火で焼いて完全に乾かし、油を塗ってから保管していたこともあるのですが、特にやらなくてもここ4年くらいは錆びたことはありません。

ズボラな性格で、以前から食材を鉄フライパンに入れたまま一晩放置してしまうことが多くありました。そのためフライパンの内側が劣化しています。鉄が溶けたような、小さな穴が複数あいています。これは孔食(こうしょく)とよばれる鉄が溶け出す現象のようです。

孔食(こうしょく)とは

鉄のフライパンは、鉄分が食品に溶け出しやすいので健康に良いのですが、扱い方に誤りがあると穴が空いてしまうことがあります。主にその原因は、調理した後に食品をそのままフライパンやお鍋に置いておくことです。調理後はすぐに食材をお皿に移していただくようお願い致します。
孔食が進行し、穴が開いて貫通してしまうと、もう修理することも出来ず、処分していただくしかございませんが、貫通していない場合は、お手入れ次第でまだまだお使いいただくくご利用いただけます。
硬いモノ(中華お玉など)で叩くと傷(ひびなど)がつくことがあります。この傷(ひびなど)から塩分や酢などが沁み込むと、鋼板が腐食し、フライパン表面がクレーター状になりますので、くれぐれもフライパン表面を硬いモノで叩かないで下さい。

このように、食材を入れたまま放置するのは良くないようですね。私は穴に気づいてからは食材を放置しないように心がけています。

汚れが溜まってきたときのお手入れ方法

鉄フライパンを使い込んでいくうちに油がなじみ、食材がこびりつくこともなくなり、軽く洗うだけで管理してきました。そのため汚れが溜まってきたのでしょうか。フライパンを見るたび、なんだか古くなってきたな、新しい鉄フライパン欲しいな、と思うようになってきました。買い替えも検討しているのですが、その前に一度磨いてみようと思います。

鉄フライパンの劣化が気になるポイントは4箇所

  • フライパンの持ち手が焦げている
  • 内側が7溶けて穴、凹みがある(孔食)
  • 外側の分厚くなった焦げ
  • 全体的に真っ黒

ガス火で焼き切る

フライパンの外側についた焦げを炭化するまでよく焼き、ヘラなどでこそげ取ります。これは時々はやっていたのですが、「コンロ安心安全機能」が作動するため完全にはできていませんでした。

今回は高温炒めモードを使い、さらにセンサーに鍋底がちゃんと反応するように工夫しながらいつもより長く高温で焼き続けました。

紙やすり#120で磨く

スポンジやたわしで取れない汚れや焦げは、粗い紙やすりでガシガシこすって落とすことができます。今回は#120の粗さの紙やすりを用意しました。
(鉄には#100~#150くらいが適しているようです。)

ちなみにステンレス鍋は#1000で磨いてから#2000で仕上げをしています。
※数字が大きい方が細かい

鍋磨きには耐水研磨紙が適しているのですが、間違えて空研ぎ研磨紙を買ってしまいました。今回はこのまま使います。

ゴシゴシ磨くこと約1時間。

このようにシルバーの輝きを取り戻しました。
写真撮り忘れましたが裏面(外側)も同じようにピカピカに。外側にこびりついていた分厚い焦げもきれいに落ちました。
あとは#150で仕上げをすればさらにきれいになりそうです。
今回は力尽きたのでこの辺で。

きれいになったため、内側は孔食(こうしょく)はより目立つようになりましたね。。。なべ底にポツポツと黒くなっている部分が孔食(こうしょく)です。

汚れた部分はきれいに落として初期化できますが、溶けてしまった部分は回復しません。

木製の持ち手も紙やすりで少し削りましたが、表面の汚れが若干落ちただけで焦げは奥まで浸透しているようです(´;ω;`)焦げ、気になるよね、、、こんなところ焦がした覚えまったくないんですよ。なんでこんなところ焦げるんでしょうか。

フライパン自体はピカピカになり、早速野菜炒めをしましたがとっても気持ちよく使えました。
見た目を気にしなければ使い心地は最高です。

買い替えを検討

まだまだ大切に使えそうですが、やっぱり持ち手と凹みが気になります。
次回買い替えるとしたら欲しい鉄フライパンがあります。それがこちら↓

ビタクラフトの鉄フライパン。持ち手がステンレスでカッコいい!!この曲線が美しい!!これ欲しい!!

それから銅フライパン。銅は持ってないので一生に一度は使ってみたい。そしてこのameiroっていうフライパンかっこよすぎる。持ち手に皮のカバーが付いているの。ameiroって、使い込んでいくと飴色になっていくところからネーミングされたらしい。

それから鍋じゃないけどコレも欲しいな。ガラスとステンレスの融合!直火にかけれてお茶出しして、そのまま冷まして食卓へ。やかんでもいいんだけど、これだと洗いやすく、茶渋も付かず、見た目もかわいくて気分よし。

鉄フライパンのお手入れまとめ

鉄は一生もの!鉄は丈夫!って思っていましたが、食材を入れたまま放置してはいけません。鉄は磨けば汚れは落とせますが、溶けてしまった部分は戻りません。そこだけ気を付ければ、末永く使っていくことができると思います。

鉄フライパンは持ち手が木製なのが絶対かわいいと思っていましたが、木は劣化します。身に覚えのない焦げが付いているのは私だけでしょうか。長く愛用することを考えると、持ち手も鉄製またはステンレス製を選んだ方が良いかと思います。鉄製だと熱くなるので、ものによってはタオルで巻いたりミトンを使う必要があると思います。ステンレス製だと素手で持てます。なので主婦におすすめなのは持ち手がステンレス製の鉄なべですね。

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