
梅シロップは、水割り・炭酸割りでジュースとして。アルコール割りでお酒として。かき氷のシロップとして。牛乳に混ぜるとトロッとヨーグルトっぽくなって美味しいし、無糖のヨーグルトにかけても美味しいです。楽しみ方無限です💖
そんな梅シロップは、青梅でも黄梅でもどちらでも美味しく作れますが、どちらがお好みでしょうか?!
【 この記事の目次】
梅の熟成度により色が変わってきます

梅は3月に花が咲き、5月には小さな実を付け、6月上旬に大きく実ります。
はじめは青色、樹上で熟成させ、黄色、橙色へと色が変わっていきます。
収穫後も、追熟(常温に置いておくことで熟成する)させることでも色は変わっていきます。
梅の熟成度によって、色、香り、柔らかさ、適した製品が異なってきます。
青梅・黄梅をシロップにして比較した
青梅・黄梅それぞれのシロップを漬けます
- 青梅1kg➕氷砂糖1kg
- 黄梅1kg➕氷砂糖1kg
同じ日に、同じ条件で、同量の氷砂糖を漬けて比較します‼️
3週間後

3週間で、このように梅からたくさんのエキスが出てきました。
まだ少し氷砂糖は溶け残っていますね。
見た目で比較
まずは見た目で比較します。シロップの量はほぼ同量ですね。
【青梅】
実はシワシワに萎んでいます。
エキスは透明で透き通っています。
【黄梅】
実はぷっくりと丸いままですね。
エキスは少し黄っぽくなっていて、濁っています。
酵素比較
【青梅】瓶を揺らしても変化なし。
【黄梅】瓶を傾けて少し揺らすと、このようにしゅわしゅわっと泡が出ました!
開栓すると、シュ!っとガスが抜けます。
大きい瓶で重くて譲れないときは、オタマで混ぜるとしゅわしゅわします!酵素が元気な証拠です。

こんな風にしゅわしゅわが出てくると、痛んでしまった(T ^ T)と思って慌てて火にかける方がおられますが、酵素なので大丈夫です!火を入れちゃうと酵素が死んでしまいます(T ^ T)
気になるときは冷蔵庫に入れると発酵が緩やかになるみたいです。1日1回開栓してガス抜きしてあげてください。
味見で比較
水割りで味見をしました。

【青梅】
水で割っても透明(笑)
青梅の酸っぱい爽やかな香り。
スッキリ爽やかな味わい。
あ〜美味しい💖
【黄梅】
水で割ると更に白っぽく濁りました。
黄梅のフルーティな香り。
酸味がマイルドになっている分甘みを感じる。
あ〜美味しい💖
梅ジュース大好きな私にとっては、どちらも美味しい結果に💖
ちなみに、ブレンドしても美味しいです💖
その他のバリエーション
糖分の種類を変える
梅の成熟度だけでもこれだけ違いますが、糖の種類を変えてもまた楽しめます。

私は氷砂糖とはちみつが好みです。
梅以外のものを一緒に漬け込む
私は梅と生姜を一緒に漬ける【ジンジャー梅シロップ】も好きです。同じ時期に手に入るのでおススメです。ほんのりピンク色になりました。
(うちの子どもたちは生姜無しの方を好みます)

まとめ
- 梅の熟成度(色)
- 糖分の種類(氷砂糖、はちみつ、てんさい糖、きび砂糖など)
- 梅以外の材料を一緒に漬け込む(くだもの、ショウガなど)
これらの組み合わせを変えることで、いろんな種類の梅シロップを楽しむことができます。
市販のジュースは買わずに済みますよ‼️
ぜひお試しください。
\この記事もおすすめ/