梅シロップ漬けてから約1週間。白い泡が出てきたよぉ(泣)カビ?痛んだ?失敗⁇どーしよ〜‼️
こんな相談をよくいただきます。
私も約3年前、初めて泡が出てきたときはとても焦って調べまくったことを思い出します。
我が家は富山県の小さな梅畑で、稲積梅・約60本を栽培、販売しており、私自身も毎年たくさんの梅製品を作っています。

【 この記事の目次】
梅シロップから泡が出ても大丈夫です!
答えは酵素なので大丈夫です😁
この泡は、酵素が元気な証拠。勇気を出して味見して見てください。
めっちゃ美味しいですから〜😍
そしてこの泡の発生、ピークを過ぎればおさまってきます。
急に泡が出てきたらびっくりするし、どんどん元気に発生する泡に不安を感じるのも良く分かります。
ビンの空き容量に余裕があるのならそのままで大丈夫ですが、酵素が元気すぎると瓶から溢れたりするので、簡単なお手入れを紹介します。
酵素梅シロップのお世話の方法
梅シロップを漬けてエキスが出始めたら、1日に1〜2回開栓してガス抜き&ビンを揺すって混ぜるか、オタマを使って混ぜてください。
混ぜると元気な酵素がシュワシュワ〜と出てきます。
エキスから頭が出てる梅をエキスに漬けてあげる程度で大丈夫です。
味見して、美味しければ大丈夫です。←これだけ!
私は、酵素(泡)が出てくると、梅シロップの甘さがマイルドになる感じがします。
あえて酵素を含む酵素ジュースを作りたい方と、泡が出ないシロップを作りたい方がおられます。私はどちらでも美味しいのであまり気にしませんが、発酵させたくない人は予防対策があります。
梅シロップの発酵予防①
冷蔵庫へ入れると発酵が少し緩やおさまります。
ある程度エキスが出たら梅を取り出してすぐに飲まない分は冷蔵庫へ入れておいてもいいかもしれません。
ただし、酵素が元気だと、冷蔵庫の中でも緩やかに発酵が続いていますので、毎日開栓することを忘れないでね。うっかり忘れていると、開栓した時にシュワーっとあふれることも。
梅シロップの発酵予防②
酢を入れる。
あらかじめ梅1kgにつき20ccの酢を一緒に漬け込むことで発酵しにくいです。。酢を好みで多目に入れて、サワードリンクにしても美味しいです。
梅シロップの発酵予防②
加熱する。
一般的には発酵を止めるために加熱する方も多いようですが、私はおススメしません。だってせっかくの酵素死んじゃうし、せっかく美味しいのに発酵止める必要あるかな。なのでやったことありません。
\冷蔵庫へ入れるときは、こんなビンがおススメ/
空き容器のペットボトルに詰め替えようと思ったら「じょうご」が要るし、しっかりキャップしてたら蓋をあけるときにプシュー!!と大惨事になったことがあります。このビンなら詰め替えしやすく、洗いやすく、密閉しないから良い。冷蔵庫のドアポケットにも入るので、ちょうど良いサイズで重宝しています。1つあれば便利です。蓋は赤以外にも、白い蓋を見つけました!可愛い!
なんで泡がでるの?
同じように梅シロップを漬けても、発酵する場合としない場合があるのはなぜでしょう。
私が梅と糖の種類を変えて色々なシロップを作ってみて、今のところ分かっていること・・・
①青梅×氷砂糖で発酵したことはない。
②黄梅×氷砂糖は発酵率高め。
③甜菜糖、きび砂糖、はちみつ、黒糖で漬けると梅の色にかかわらず泡が出やすい。
④傷の有無に関わらない。傷なしの美品ばかりで漬けた場合も条件によっては発酵したので、傷のせいでは無いと思う。
(あくまで私の4〜5年の実験の結果です)

これらのことから、初めて梅シロップに挑戦される方は、まずは青梅×氷砂糖をお勧めします。他の糖に挑戦される場合は、少量ずつやってみられたらいいかなと思います。
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